言葉のちから

こんばんは!間野翠です☆

 

言葉は自分に返ってくる。

 

最近言葉をそんな風に捉えています。

 

言霊という単語があるくらいですから、言葉にはパワーがあります。

だからこそ、自分の発言には責任を持たないといけませんよね。

 

私、この半年間で上司が3人変わりました

なぜそんなことを思ったのかというと、今年初めから激しい人事異動の結果、半年の間に上司が3人変わったことがきっかけです。

※決して私が問題児という訳ではありませんので、悪しからず。

 

その内、2人の上司は社内に敵が多く、いまいち慕われていないタイプ(^_^;)

ただ、一緒に仕事をしてみると、根っからの性悪という訳ではなく、けっこういい人なので「何でなんだろうなー」とよくよく観察していたところ、二人の共通点を見つけました。

 

それは…

 

言葉に難あり!!

 

です。

 

「これはうちの部門の仕事じゃない、そっちがやれ!」

というニュアンスを含み、遠回しなんだけれどやや威圧感を感じる発言やメ―ル

 

「アドバイスしてあげた」

やや恩着せがましい言い方

 

を、ついしてしまう習慣があるのです。 

 

他にもいろいろあって、発言やメールを見たときは「あー、残念」って思うのですが、私自身、寝るとすぐ忘れてしまう図太い質なので、いま覚えているのはこのくらいです(^_^;)

 

「残念」というのは、

「そんな言い方をすると、巡り巡って自分に返ってきてしまうので、そんな発言をしてしまうそこのあなた、残念ですよー。」

という意味。

 

いまいち慕われていないというのも、間違いなくそれが原因。

日々の積み重ねが、その人のイメージになってしまうのだと思います。

 

自ら慕われないように、信頼されないように仕向けるなんて、

 

なんてもったいないんでしょう‼

 

 

残念だった華やか女子の会話

昨日友人とお茶していた時に、ちょっと離れたところにいた華やかな女子3人の会話が聞こえてきて固まってしまいました。…下ネタだったからです。

 

カフェが比較的開けた空間だったので、彼女たちの大きな声が通って、思わず振り返ってしまいました。

 

もちろん、私も女性ですし、おしゃべりな生き物という自覚はあります。3人も集まれば盛り上がるのもわかります(^_^;)

 

わかるのですが、その内容が聞こえてきた瞬間、また残念な気持ちが襲ってきました。

 

華やか女子たちよ…フランクなのはいいけど、他の話題はなかったの…??

一瞬にして、「華やかだけどちょっと下品…」という印象になってしまいました(;´Д`)

 

 

言葉ってプラスに働きかければ、自分の価値を高めたり、良縁を運んできてくれるものです。

 

人の振り見て我が振り直せ。

 

相手に言葉を渡すとき、よく吟味しようと思う今日この頃です。

 

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 それではこのへんで。間野翠でした☆ 

大いなる期待

こんばんは!間野翠です☆

 

みなさんは何かに期待しすぎて、がっかりしたことってありませんか?

 

期待しすぎ注意!!

例えば…

映画の前評判を聞いて観に行ったら、周りが騒ぐほど面白くなかった。あんまり感動しなかった(;´Д`)

 

評判の「ほっぺたが落ちるパンケーキ」を食べに行ったら、テレビで言われるほどではなく、ほっぺたは落ちなかった(;´Д`)

 

すっごくサービスがいい、おすすめのお店だと聞いて行ったら、存外普通…期待するほどではなくがっかりだった(;´Д`)

 

こんな経験したことありませんか?

 

 

私は

 

 

 

もちろんあります!!!

 

…というかすべて実体験です(^_^;)

 

期待値の大きさ

3つに共通しているのは

「期待値」の大きさ。

 

どれも期待値MAXだったので、その反面、がっかりの度合いも大きかったです。

 

前評判や口コミで「良い」とされると、そこからさらにイメージを膨らませて、期待が高まり、

 

「このくらいは当たり前!!」

 

と評価基準のバーが、一気に上がったりしませんか? 

 

 

接客への期待値

接客におけるお客様の期待値は、場所によって異なります。  

例えばシティホテルとコンビニ。

もしシティホテルに来たお客様が、コンビニの笑顔なしの機械的な対応をされたとしたら、がっかりですよね(;´Д`)

人によっては怒ってしまう方もいるかもしれません。

 

一方、コンビニではシティホテルほどの丁寧な態度は求められていません。

お客様もよっぽどのことがない限り、コンビニ店員がいくら不愛想でも、意見しないでしょう。

 

シティホテルの場合は、

「ホテルなんだから、このくらいのサービスは当たり前」

という期待値があらかじめお客様にあり、それが裏切られた形になるため、がっかりさせてしまうのです。

 

 

 最高ランクのホテル

シティホテルを例にしましたが、さらにハイランクのホテルのお話。

以前、香港の五ツ星ホテルで研修をしていたときのことです。

 

そのホテルには、心の拠りどころである、「研修生バッチ」が存在しませんでした。

 

何か粗相した場合に

「研修生だからしかたない…」

と逃げ切ることができるので、新入社員や研修生に大変人気のある代物です(笑)!

 

しかーし、 

五ツ星ホテルがそんな甘い考えを許すはずがなく、ある時こう諭されました。

 

「研修生だろうと何だろうと、そんなことはお客様には一切関係ありません。

いまは五ツ星ホテルのスタッフとして働いているということに誇りを持ってサービスにあたってください。」

 

「お客様には一切関係ありません」は全くもってその通りだと思いました。

 

でも五ツ星ですよ…?当然ながらお客様は大いなる期待を持っていらっしゃいます。

 

研修生バッチがない私は、逃げ場がないので、 どうにかお客様の期待に応えるべく、自分が一流のスタッフであるように振る舞うようにはどうしたらいいのか、目の前のお客様に出来る精一杯のことを考え、行動しました。

 

私の動きはきっとぎこちなかっただろうし、バッチはなくとも、研修生というのはバレバレだったと思いますが、何人かのお客様から笑顔をいただいたり、話しかけたりしていただくことができました。

 

スタッフ一人一人がプロの自覚を持てば、例え研修生であろうと、お客様の期待値を下げることなく喜ばせることができる、そんなことを学べた香港研修でした。

 

私の経験から...

お客様の期待値、そして自分の仕事へのプロ意識を考えながら接客に携わることをおすすめします!

 

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それではこのへんで。間野翠でした☆

草むしり親孝行

こんばんは!間野翠です☆

お盆休み、明日まで取る方が多いみたいですね。

今日はお盆休みで考えた親孝行について。

 

お盆休みと母の本音

当初予定していなかったのですが、母方の実家に帰省してきました。

広島県内の「島」に生家があるのですが、最寄りの駅からはフェリーで移動しなければならないほど田舎…のどかなところです。

 

働き者の祖母が亡くなったので、庭やお墓は雑草やイノシシ🐗の被害で荒れ放題。。。

一人っ子の母を手伝うべく、今回の帰省の目的は「草むしり」がメインでした。

「雑草のように強くたくましく…!」とはよく言ったもので、奴ら、本当にたくましい…!!

 

 

みなさん、普段草むしりなんてしないと思いますが、今回初めて知ったので共有します!

セイタカアワダチソウって、その名のとおり本当に背が高いんですね!

※おバカ発言失礼いたします。

そのくせ思いの外、抜きやすいという発見が♪思いっきり倒してやりました(笑)!!

 

話がそれました…親孝行の話です。

帰省前、母は私に一言も「一緒に帰省してほしい」とは言いませんでしたが、

いろいろな場面で、

 

「娘がいてよかったー♪」

 

「(妹も合流したので)草むしり3人だと早いねー♪」

 

と嬉しそうに言っていたので、やっぱり来てほしかったんだなーと思いました。

 

 

勘違い親孝行

以前は両親をタワーマンションに住まわせてあげられなかったり、海外旅行に連れていってあげられない自分をふがいなく思っていました。

 

ところがある人に、

 

「それって本当に親孝行なの?ご両親がそれをしてって言ってるの??」

 

と言われてハッとしました。

 

冷静に考えてみると…

 

 

一度たりとも、一言も言われたことありませんでした!!

 

タワーマンションも、海外旅行も、誰かが言っていた一例であるにもかかわらず、

まるでそれが正解のように考えてしまっていたんです。

 

そりゃ、東京の夜景を一望できるタワーマンション…憧れない訳ではないけれど、

そこばかり意識して、目の前の両親を大切にしないのでは本末転倒…。

 

そういえば

 

どうにか頑張ろうとする私に、母は

 

「そんなに無理しないで」

 

と常々言っていました。

 

正解はありませんが、「無理に頑張らない私」こそが、親孝行だったかもしれません(;´∀`)

 

 

草むしりだって立派な親孝行

今回の広島での母の様子を見て、親孝行って自分が思うよりも、ちょっとしたことなんだと実感しました。 

 一緒に草むしりをして、お庭とお墓がきれいになったことを一緒に喜んで、おいしいビールを一緒に飲む。これで充分親孝行なのです。だって、母、とても嬉しそうでしたもん!

 

15年間接客してきて、いろんな人の表情を見てきて気遣いを心がけてきましたが、一番身近な人の表情を見落としているのでは⁉とちょっと考えさせられたので、出来ることをしっかりとやろうと決めたお盆休みでした٩( ''ω'' )و

 

余談ですが、親イノシシには出くわさなかったものの、ウリボウには4回出くわしまして、一緒に冷や汗をかきました(;´Д`)

 

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それではこのへんで。間野翠でした☆ 

スキップが出来ない自分との付き合い方♡

こんばんは!間野翠です☆

お盆休みに入って、街にいる人の数が少ないですね!

みなさんは山の日が出来たことで、お休みを多くとれましたか(^^♪?

 

過去の自分との付き合い方

さて、みなさんは過去の自分ー例えば未熟だったり、生意気だった自分のことをどのように感じていますか?またはどのように付き合っていますか?

私は前までは過去の自分なんて切り捨て、置いてきてしまうべき派だったのですが、最近そんなことないなと考えが変わってきました。

 

スキップが出来ませんでした!!

私、幼稚園のときスキップが出来なかったんです。しかも参観日までにどうしても出来るようにならなくて当日を迎えてしまいました。

何ていうんですかね。スキップやる気満々なのはわかるんだけど、明らかにスキップのリズムじゃない。体が付いていっていないというか、体全部を使って不協和音を奏でているのが思いっきり出ている感じ。

両親はずっこけて笑いながら、その勇姿をしっかりとビデオに収めてくれました(;´∀`)いまも実家のどこかにあると思いますが、願わくば見たくない代物です(;・∀・)

自分の名誉のために…いまは出来ます(笑)!

 

そういえばいまだに、テニスを、しかも体育会系の部活でやっていたというと、

「テニスってラケットを持ちながら走るスポーツだけど大丈夫?」って質問されます…。

やってたって言ってるのに…。そんなに運動音痴に見えるんですかね(°∀°)

 

話が反れました…。

自分史→経験の棚卸し

過去の自分をしっかり受け止めてあげることって大事だなと、最近つくづく思うようになったのは、師匠のもとで自分史を3周したのがきっかけです。

自分の経験の棚卸しをしていくと、決して両手放しに喜べることばかりではない…むろ忘れたい過去もたくさん出てきます。

でもすべて自分!

「あのとき、なんでまたあんな馬鹿なことを…」今ならそう思えることでも、過去の自分はその一瞬一瞬を一生懸命生きてました。いろーんな経験をしたからこそ、今の自分があるわけですよね☆

 

そうやって頑張ってきた自分を、自分自身で受け止めてあげられるようになると、今の自分が随分ラクになります。

以前の私の切り離す方法だと、何かと過去の自分を責めがちなのてで、今の自分が苦しくなって、どんどん自信がなくなる危険が潜んでいます。

 

笑顔が出ない・・・

接客時代にどう頑張っても笑顔が出なくなったときがありました。学生時代から「悩みある??」と言われるようなタイプの私が…です(^_^;)

もちろん仕事中は、無理やりにでも笑顔を出しますが、我ながら明らかに不自然でした。

この期間は過去の自分を責めすぎて、全く自信がなくなってしまっていました。

幸いなことに、沢山のお客様の「ありがとう!!」を受けて復活しましたが、接客業なのに笑顔が出なくなるのは死活問題なので、本当に大変な期間でした。

 

そして改めて気づきました。

 

人って自分が元気じゃないと、人に元気を与えることなんか出来ない!!

 

と。

 

過去の自分にとらわれて笑顔が出ていない方!そんな顔しているとお客様に気づかれますよ?

実際、私は気づかれて、

「ちょっと前は元気なかったけど、今日は元気そうでよかった!」

と言われてしまいました(;´Д`)

 お客様にいらぬ心配をかけてはいけません。。。

 

今日、まさにいま!今までの自分を大きな愛で受け止めてあげてみてください♡

その瞬間、一生ものの笑顔がこぼれてきます(^^♪その笑顔をぜひ明日からお客様一人一人に届けてください( *´艸`)

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それではこのへんで。間野翠でした☆

戦力外通告→女優

こんばんは!間野翠です☆

 

昨日「こんな人いたなぁ」という記事を書いてみて、思い出した印象的なお客様がいたので早くもシリーズ第2回目をお送りしたいと思います。

 

変わったお医者様のお客様

そのお客様はお医者様でした。ご自身が学生時代にホテルをはじめ、500か所以上のレストランに食べにいったことがあり、レビューなども積極的に書いていらっしゃる実績をお持ちとのことでした。(本人談)

その経験から飲食店の料理の味、サービス、雰囲気などについてご自身の評価基準があり、またそれについて絶大な自信をお持ちでした。

 

そのお医者様がいらっしゃると、サービススタッフの言葉遣いや態度の評価に始まり、料理人が提供する料理については〇△✖で評価されました。

Aというスタッフのこういう言い回しがよかった、Bというスタッフは細かな配慮が足りなかった…といった具体的なご指摘を賜ります。

お気に入りは職人がお客様の目の前で揚げる天ぷらカウンター。そちらでお食事することが多かったのですが、召し上がる姿はまるで審査員。。。

海老△、銀杏〇、帆立✖…といったかたちで一品ずつ評価されます。その場でのフィードバックはそこそこに、後日サービス全体についての長文のご意見メールにてフィードバックがあります(;´∀`)

もちろんお褒めのコメントもありましたが、「油の風味がいつも違うような気がした、サービススタッフが持ってきたお茶はお客様が一番おいしく飲める温度で入れたのか」などなど…

 

 

とにかく細かい!!!

 

会社側はサービスについて黙って帰ってしまうお客様が多い中で 、ご意見をくださるお客様の存在は貴重だという歓迎モードだったので手厚いもてなしをする方針でした。

もちろん一理あります。…でも事件は現場で起こっていて、それに直面するのは第一線で接客しているスタッフたちなのです(°∀°)

 

トーナメント戦

その方がお帰りになった後、各サービススタッフはあるタスクに苛まれます( ;∀;)

それはご来店の御礼のお手紙を送ることです。それも遅くとも次の日には投函しなければなりません!!

 

なぜなら、トーナメント戦に強制的にエントリーされ、そのお手紙の内容やスピードによってシード権が獲得できるからなのです。

 

「なんのこっちゃ⁉」っと思われたと思うので、簡単に解説します。

 

実はある時から、その方が講師となって、ご自身の体験をもとにスタッフ向けのサービス勉強会が開かれるようになりました。

 

その席数はA~Hぐらいで構成され、席順は独断&偏見トーナメント戦で先生によって決定されるのです。

そしてさらに、席は先生の近くからA、Bと決まっています。

 

先生がいらっしゃった時の対応が素晴らしかった人、送った手紙の内容が素晴らしかった、もしくはとても迅速に動いた人など、要するに先生を感動させた順番で、先生の近くに座れるというシステム。よろこび組…⁉

上位だと「よく頑張った」と、お褒めのお言葉をいただけるのですが、特別嬉しくもなく、なんだかもうよくわからない世界でした(笑)!

 

ちなみに私は一度戦力外通告を受けたことがあります(笑)!野球選手でもないのに、そんな体験をしたこと自体、今でもとても不思議ですが...。

原因は先生にお手紙を送る際、他のスタッフが便箋で送るなか、葉書で済ませてしまったことでした。

※言い訳をすると、単なる官製はがきではなく、その季節にあったものを選んでたんですよ。。。

 

挽回をどうするか考えたときに、女優(=お客様になりきる)になろうと思いました。

もし私が先生だったら、どんな文章を受け取ったら嬉しいか何度も何度も考えながら、その人物になりきるように努めました。そうすると今までのブロックが取れて筆が進み、結果先生に花丸をもらい許しを得ました。

※そもそも御礼の手紙で戦力外通告されること自体がおかしいのですが、ここは流してお読みください(;・∀・)

 

接客をしていて常々感じたのは、本当にいろーーんなお客様がいらっしゃるということ。理解に苦しむこともたくさんありますが、本気で相手の立場になってみると見えてくるものがあります。

「お客様の立場になって考える」とは言われますが日々業務でその意識が薄れてしまうこともありますよね。

「言うは易く行うは難し」!!文字通り、言うほど簡単ではありません。

 

毛色が変わったお客様に遭遇したときは、女優にでもなったつもりで、そのお客様になりきって考えてみることです。その感覚を得ると不思議と理解が深まり、寄り添うことができるのでお勧めです(^^♪

 

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 それではこのへんで。間野翠でした☆  

譲れない前髪

こんばんは!間野翠です☆

 

男女問わず、前髪に命を懸けている方って周りにいませんでしたか。

おしゃれに目覚めた高校生ぐらいの男の子はヘアーセットに30分ぐらいかけるという話を聞いたことがあります(°∀°)

 

「こんな人いたなぁ」シリーズ

さて本日は「こんな人いたなぁ」シリーズの記念すべき一回目♪

接客時代に、お客様はもちろん、スタッフも個性的だったので、少しずつご紹介できればと思います(^^♪

※ちなみにいまシリーズ化することを決めました(笑)

 

第一回目は 

「前髪を譲らなかっためぐちゃん」

です。

 

前髪を譲らなかっためぐちゃん 前編

接客時代、ちっちゃくて可愛いめぐちゃんという後輩がいました。

人当たりが良く、お客様だけではなく同僚のことも自然に褒めることができるタイプでした。そして目鼻立ちがしっかりしているので純日本人というよりは、アジアンビューティー顔♡今後のエースとして活躍してくれるのでは!?と高い期待が寄せられる存在でした。

 

 一方で、一点だけ問題がありました。サービスするときに前髪を留めていないため、

下を向くと髪の毛がサラサラ~と落ちてきてしまうのです。

 

「なんだ、そんなこと…」というかもしれませんが、接客業は「清潔感命」なので

実は大事な問題です。

 

接客は身だしなみチェック必須!

接客時代、頭のてっぺんからつま先までの「身だしなみ」をいつでもチェックできるように、バックヤード(裏導線)には鏡が置いてありました。

また、スタッフは業務中は髪の毛や顔を触らないように努めます。誰しもムズッとかゆいときもありますが、何とか我慢です(笑)!

 

なぜならお客様にとっては、スタッフの印象がそのままお店の印象になるからです。鼻をポリポリかいている店員さんに、サービスされたくないですよね?…そういうことです(;´∀`)

 

前髪を譲らなかっためぐちゃん 後編

さてめぐちゃんのお話に戻ります☆

めぐちゃんは毎日髪切り用ハサミを持っていて、前髪をととのえていました。

毎日ですよ!そんなに伸びるものではないはずだけれど、彼女自身が自分の魅力を最大限に発揮できる長さを常にキープしていたような気がします。

 

そうなると、どうしても前髪が顔にかかってしまい、その髪を自分の手で触るので清潔感がなくなります。

 

「(めぐちゃんの前髪のことを)まだ直ってないけど、ちゃんと指導しているの⁉」

とお局様からツッコミは入るし、めぐちゃんにお客様の立場から理解してほしかったので、しつこく説得を試みました。

「お客様の立場だったら…」「見ていてどちらの方が印象が良い?」

など、彼女に考えて正してもらえるように促して、何度もいい返事を聞きましたが、ついに前髪を留めてくれる日が来ることはありませんでした( ;∀;)

「頑固者ぉ!!」と思うと同時に、自分の指導力が足りなかったかな…と反省することもしばしばありました。

 

めぐちゃんから学ぶこと

それから程なくして、めぐちゃんは退職し、やりたかったエステティシャンの道へ進むことになります。

本人は元々勉強がとても苦手と言っていて、英語や専門的な知識を短期間でどのように得たのかわかりませんが、最近になって海外でも活躍できるライセンスを取ったそうです。

 

そんなめぐちゃんストーリーからんだこと。

それは「譲れないもの」があることは、自分の信念をもっていることだということ。

 

めぐちゃんの譲れなかったものは自分の前髪、つまり規則に縛られず、自分のスタイルで自由に接客できる環境。そして彼女はそれを求めて自分の道を切り開いていきました。

 

小さなこだわりではありますが、夢を叶える大きなパワーを感じませんか?

みなさんには人に何を言われようと譲れないものってありますか? 

そしてそれは何ですか?

自分の価値観をみつけるきっかけになるかもしれないので、ぜひ問いかけてみて下さい(^^♪

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それではこのへんで。間野翠でした☆

大泣き経験から学んだこと

こんばんは!間野翠です☆

 

みなさん、社会人になってから大泣きしたことってありますか?

 

ストレス発散になるし泣いた方がいいとは言いますが、ちっちゃい子じゃあるまいし、出来ればしたくないものですよね。

 

大泣き事件

今日は忘れもしない…今年3月、焼肉屋さんで大泣きしたお話です。

 

20人ちょっとで焼肉屋を貸切った焼肉会で事件は起こりました。 

ある方(Mr.)と男性Aさん(その会に参加していました)について話をしていました。

 

Aさんの特徴は

男性Aさん:バツイチ(前の奥さんとの間に2人お子さんあり)

       結婚は二度としないけれど、常々「モテたい」と言っている

       本気かよくわからないけれど、どうやったらモテるか意見を求めてくる

                    話しが上手い

       多数の会社の顧問を務める

       当日の焼肉屋オーナー

 

とまあ、話題になりやすい方です(笑)。

前の奥さんとのやりとりもネタのように自分で話すし、Aさんと何度かご一緒しているので、親しい友人の感覚でAさんについて結婚を絡めた話をしていました。

そして少し離れたところで、例によってネタを披露してモテたいとAさんが言っていたので

「また言ってますねー!・・・」

 

その後何か続けた言葉があったはずなのですが、次に食らった衝撃により、いまだに思い出せません。記憶障害(;´∀`)⁉感覚としてそんなにひどいことは言ってないはずなのですが…。

 

そのカウンターパンチの衝撃の一言はこちら。。。

 

 

「結婚してから言え」

 

「・・・・・」

 

あまりに一瞬かつ想定外の言葉を受けて、接客歴15年の私が返す言葉がありませんでした…。

このセリフを吐いた方は、元来クールな方なのでお酒が入ってもなお、冷静なタイプ。

これ以上会話は続けられないと思いました( ;∀;)

 

「ちょっとお手洗いへ…」

 

と失礼してそこからは、お手洗いに籠ったり出たり籠ったりを繰り返して泣き、どんどんぐしゃぐしゃな顔になっていきました(;´Д`)

 

20人規模の飲み会の雰囲気を壊してしまうのは申し訳ないので、何とか悟られまいと、ちょうど花粉症がピークだったことを利用して、マスクを急につけてごまかした…つもりです(´;ω;`)

いろんな人に「急に症状が…(*_*)」って言い続けていたら、「かなり重症ですね…」とその場にいた薬剤師さんに言われたので、「重度な花粉症患者」はきちんと演じていたのかも(苦笑)。

 

とにかくショッキングでした。

「なんであなたにそんなことを言われなきゃいけないの⁉」という悔しいやら悲しいやら、感情の波が自分の中で大きく大きくうねり、涙が止まりませんでした。

「一人台風」っていう感じ…。こんな造語で伝わりますかね。

 

 

数週間後。。。

そりゃ、数日間は言われた一言を反芻して気分が悪かったですよ!!

「胸○○悪っ!!」みたいな。言葉が汚くてすみません。。。

 

 でもその鼻垂れ事件から数週間後。。。

時間はかかりましたが、ちょっとずつ反省し始めたんです。

 

 私って独身で、今まで結婚したことがないよな…って。

 

つまり、結婚未経験者ということです。

  

自分では無自覚だったのですが、きっとAさんの話をする中で、未経験ではわかりえない、知りえないことがあるのに、何かしらわかったようなことを言ったのだと思います。

 

経験をしている人としていない人。

 

言葉にするととても簡単ですが、そこには大きな差があります。

 

自分が経験してもいないことを、いろんな情報で経験した気になり、挙句わかったような発言をするのは大きな間違いの元。 そんなことに気づかされる経験でした。

 

 スカイダイビングの経験

これはこれで、1日分のブログネタになりそうなので追ってアップできればと思いますが、高所恐怖症なのにスカイダイビングをやったことがあります。

一瞬本気で「死」を覚悟しましたが、恐怖はその一瞬で終わります☆

後はゆっくり空を飛んでいる感覚でパラシュートで左右に振れながら、楽しく降りてきました。

以来、「あれは経験しないとわからない!一度やってみるといいよ♪」と人に勧めています。

 

自分のスカイダイビングの経験に重ねると、「結婚してから言え」もなるほど納得がいきます。

結婚していないことが悪いように言われて感情的になっていましたが、知ったかぶりに原因があったのだとわかってからはすっきりして、その発言をした方を恨めしく思うのはやめました。(恨めしく思ってたんだ(笑)) 

 

学んだこと

自分の未経験を話すときは要注意!

あとはまずは何でもやること!自分の経験値を上げること!       以上!!

 

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それではこのへんで。間野翠でした☆