言うことを聞いてもらう方法~理由をつければ世界が変わる~
こんばんは!間野翠です☆
勉強内容は同じなのに、それを教えてくれる先生次第で好きになったり、嫌いになったりした教科ってありませんでしたか?
私はそれを世界史で体験しました。
二人の先生
高校生のとき、2人の世界史の先生がいました。
1年生のときの女の先生は、
「西暦○○年に革命があって、○○年に~」
と歴史上の出来事を時系列で追って、年号や革命の名前などをひたすら教えるタイプ。
一方、2年生のときの男の先生は、
「西暦○○年の、この革命はこういったことがあった背景により起こった」
と歴史の出来事を追うときに、背景をきちんと話すタイプ。
みなさんだったら、どちらの先生から学びたいですか。
当然…
後者の先生ですよね!
間違いない!
後者の先生の授業をきっかけに歴史に興味持つ生徒が増えたり、授業への取り組む生徒の姿勢が全く違うのを実感しました。
※ただ、前者の先生は、まだ大学を出たばかりの新米教師で、後者の先生とは経験値が全く違ったので、それは断っておきます(^_^;)
緊張感のある授業
後者の先生の授業はなかなか緊張感がありました(^_^;)
授業が必ず前回の復習から始まるのです。前回のポイントだと教えたところについて質問するため、1列を当てます。
答えられないと、その人は列の最後の人にたどりつくまで、その場に立っていなければなりません。
そんな授業のやり方なので、最初こそ恐れられてはいましたが、世界史を教えるという仕事をご自身の使命としてとらえ、熱意を持って全うしようとしていることがわかり、徐々に私たち生徒の反応も変わっていきました。
背景を伝える教え方
歴史って暗記する教科で、覚える量は膨大…。面白くも何ともないと思っていた私に、当時の人々の感情がどのように動いて歴史的な事件が起こったのかをストーリーで教えてくれた先生のやり方は画期的でした(´゚д゚`)
これがまた不思議なもので、ストーリーで追っていくと流れがわかるので、年号なんて勝手に覚えていくんですよね(^^♪
背景や理由を伝えるってとても大切なことですよね。
なぜそれをしなければいけないのか。
仕事にしてもプライベートにしても 、ただ
「こうやって!」
だけだと、言われた側は何となくカチンと来ます(-"-)
それがなぜそうしなければいけないのか、なぜその必要があるのか、なぜ「私」がやらなきゃいけないのかが明確ではないから、素直に受け取れない場合が多いです。
そこで理由をつけてあげるだけで、すなお~にやってくれるようになります。
※一部のひねくれ坊主は除く(笑)!
とっつきにくい部下に指導するときやお願いするとき、ぜひ理由とセットでやってみて下さい♪思いのほかいい関係が築けるかもしれまん( *´艸`)
それではこのへんで。間野翠でした☆